2010年12月19日日曜日

アルコールは睡眠の味方か敵か?


年の瀬が近づいてまいりました。

このシーズンは、忘年会や新年会で忙しい方も多いのではないでしょうか?

日本人は、不眠解消のために寝酒をしようとする人が多いと聞きます。
つまり、「アルコールを飲むと眠れる」と信じている人が多いということです。

しかし、本当は違います。

アルコールをたくさん飲むと覚醒中枢が麻痺してしまうので、「スムースに寝つけた」と錯覚するのです。
アルコールは睡眠中枢までも麻痺させてしまうので、本来の眠りとは違い、実は睡眠中に行なわれるはずの機能回復がほとんど停止します。

つまり、アルコールを飲むと「健康のための質のよい眠り」をとることはできないということです。

アルコールは興奮している人には鎮静効果を、抑うつ状態の人には興奮効果を与えます。夜、興奮して寝つけない時に飲めば寝つきがよくなる可能性はありますが、それは、脳や麻痺しているだけ。眠っているように見えているだけなのです。

また、アルコールには利尿作用がありますから、夜中に何度もトイレにいくということにもなりかねません。
アルコールを飲んだ翌朝は早く目が覚めてスッキリしているという人は、覚醒中枢の麻痺が解けるタイミングがたまたま、早朝だったというだけです。
よく眠れたと感じていても、脳と体は睡眠不足と同じ状態なのです。

アルコールが欠かせない、年末年始。できれば、アルコールは早い時間に切り上げましょう。

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2010年12月5日日曜日

たかが枕、されど枕


皆さん、冬支度は整いましたか?

寒くなると、朝起きたときに、「もっと眠っていたいな。ふとんから出たくない。。」などと考えてしまうものですよね。

なかなか起きにくくなるのは、寒い環境温のせいでもありますが、実はぐっすりと眠れていないせいなのかもしれません。

枕が替わると眠れないとよくいわれますが、枕は睡眠にとってとても重要なアイテムです。

寝つきの良し悪しは、日中の活動や寝る前の活動、前日の睡眠などによって決まるとともに、寝つくときに楽な姿勢がとれるかどうかによっても影響を受けます。

また、枕は、寝つきの良し悪しだけでなく、起きた時の疲労回復感にも影響を与えます。

例えば、枕が体に合っていないと、寝つくときに楽な姿勢を探して何度も寝返りをうち、なかなか寝つけなくなってしまいます。

寝つくときの姿勢として、横向きの姿勢は仰向きと並んで多い姿勢です。すんなりと寝つくためには、寝つきの姿勢をしっかりと支える寝具が必要です。そして、寝つきがよくなれば深く眠れて、朝の目覚めも良好になります。

健康なねむりは、健康な身体や脳、精神をつくってくれます。「ねむりスタイル研究所」では、冬に向けた冷え対策など、さまざまな快眠アイテムをご紹介します。

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