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最近は、若年化している「更年期障害」。
更年期は、閉経を迎える50歳前後に女性ホルモンが急激に減少する影響で起きるものです。
のぼせ、発汗、冷え、動悸、めまい、耳鳴り、抑うつ、不安、イライラ、肩こり、関節痛、腰痛、消化器症状、皮膚症など、その症状はさまざまだと言われますが、睡眠障害も起こりやすいとされています。
実は、ここで注意してほしいのが、勝手な自己判断による睡眠薬の服用です。
婦人科の先生は、
「こういった症状が出た場合には、むやみに睡眠薬を服用するのではなく、婦人科に相談をしてほしい」と話しています。
眠りの質は歳とともに低下するため、あまり慌てず専門家に相談することは重要です。
一方で、十分に眠っているのに熟眠感がないというケースもすくなくないようです。
若い頃のように、ぐっすりと眠りたいという欲求をお持ちの方も多いのですが、残念ながら、眠りも歳をとるものだということは、忘れてはなりません。
年齢に見合う「健康なねむり」を楽しめるよう、おかしいなと思ったら、早めに専門家にみてもらうように心がけましょう。
健康なねむりは、健康な身体や脳、精神をつくってくれます。「ねむりスタイル研究所」では、眠りを楽しむさまざまな快眠アイテムをご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
女性は月経だけでなく、妊娠期や更年期においても女性ホルモンの影響を受け眠りが変化しやすくなります。
<妊娠初期〜眠たくなる>
妊娠初期には、胎児が安全に育つように、子宮環境を整えるため、月経時の黄体期にも分泌されるプロゲステロンというホルモンが大量に分泌されるそうです。
プロゲステロンには、睡眠作用がありますが、この時期体温には高くなる上、つわりもあり、いざ眠ろうとしてもぐっすりと眠れないというジレンマ状態になってしまうこともあります。
安定期に入るまで、ガマンしなければならない時期です。
<妊娠中期〜正常に戻る>
お腹が少し大きくなりはじめることから、眠りにくさを感じる方もいるようですが、つわりも治まり、ホルモン分泌も安定するため、眠りも正常に戻る方が増えます。
<妊娠後期〜眠りにくくなる>
妊娠後期は
1)お腹が大きくなり、胎動による違和感を感じやすい
2)子宮が大きくなり、腰痛やむくみが起きる
3)膀胱が圧迫されたり、全身の血流量も増えたりすることから、頻尿になる
などの原因で、夜中に目が覚めることが増えます。また、女性ホルモンは通常の約1000倍となり、気分が不安定になったり、眠れなくなることも多くなります。
<産褥期〜眠れなくなる>
1000倍に増えた女性ホルモンが一気に激減するため、更年期に似た状態になります。その結果、自律神経が一時的に失調し、精神的に不安定になったり、眠りにくくなる上に、授乳や新生児の世話で眠りが中断されやすことから、睡眠不足になる方が増えます。
女性特有の眠りの問題ですが、このような時期は、パートナーや家族にも協力をしてもらって、お母さんの負担を減らしてあげることが重要です。
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