適切な睡眠時間というのは個々人で違うのですから、自分でベストな睡眠時間を探さなければなりません。
チェックポイントは、日中の状態です。
睡眠時間が足りなくても、長過ぎても、日中の状態はあまりよくないはずです。
前回、睡眠が不足するとどんなことが起きるかといったお話しをしましたが、今回は、寝過ぎの弊害について考えてみましょう。
これまでにも、活動と休息のバランスについて触れてまいりましたが、
活動するから疲れる
疲れるから、休む
休むから、活動できる
という本来の活動と休息のメリハリは、「寝過ぎ」ることによって乱されます。
一日中、だらだらと過ごしてしまうと、活動と休息のメリハリはなくなってしまいます。
質のよい睡眠は、質のよい日中の活動から生まれるといっても過言ではありません。
平日の睡眠不足を補うように、休日に長時間眠っている方は要注意です。
いつもの起床時刻から、2時間以上遅く起きるのはできれば避けてほしいものです。
国内にいながら、時差ぼけをつくってしまうようなもの。活動と休息のリズムを崩してしまいます。
もしも、月曜日の調子がいつもよくないというようなら、休日の眠りのとり方に問題があるかもしれませんね。
休日前には夜更かしをしてしまいがちですが、いつもより1時間早めに眠って、翌朝は1時間遅めに起きてみてはどうでしょうか。
眠りのリズムを変えずに、たっぷり眠る方法です。
ぜひ、試してみてください。
健康なねむりは、健康な身体や脳、精神をつくってくれます。「ねむりスタイル研究所」では、眠りを楽しむさまざまな快眠アイテムをご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。