「適切な睡眠時間は?」よく聞く質問ですが、
実は、適切な睡眠時間というものには個人差があります。
そして、睡眠時間は長すぎても、短すぎてもだめなのです。
睡眠時間が短ければ、脳と体の疲れが解消されず体調を崩しますし、
逆に睡眠時間が長ければ、質が悪いから長く眠らなければならない状況に陥っていると考えられるからです。
わたしたちの身体は、適度に眠り、適度に活動してはじめてバランスよく働くようにできています。
大切なのは十分に眠ったと感じられ、日中、調子がよいという感覚です。
病気のリスクをみた調査結果から、多くの人が6時間半から8時間未満の睡眠が適正睡眠だといわれています。
また、人口の数パーセントは、6時間未満でも平気なショートスリーパーや、9時間以上の睡眠が必要なロングスリーパーがいるとされています。
もちろん、睡眠は時間だけでなく、質も問われます。
同じ睡眠時間を確保できても、寝つく時刻や起きる時刻がバラバラだとリズムが崩れやすく、身体の機能も乱れてしまうのです。
眠りが不足している、ぐっすり眠れた気がしない、疲れがとれにくい、目覚めが悪い、日中眠いなど、感じていて、生活が不規則だという人は、まずは無理せず、規則的な生活習慣づくりをはじめてみてはどうでしょうか。
無理をしないでできるところからはじめることが、長続をさせるポイントです。
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